エンパナーダ Empanada

エンパナーダ Empanada

コロンビアのエンパナーダという食べ物は、餃子のような見た目です。
5月17日に中庭廣子さんと「キサド・デ・ポジョ」を作りました。その後中庭廣子さんは、コロンビアからそろそろ脱出できるかというところで、コロンビア政府が国内の緊急事態宣言を延長となり、6月末までは動けないことが判明しました。

長引くならコロンビア料理をもう一品を教えてもらおう!という話になりました。詳細を教えてくれたのですが、なんせ目分量でした。(大抵お母さんは目分量で作ります)再現が難しいところですが、滞在中の宿のお母さんから教えていただいた本場のレシピを日本でも再現してみました。
中庭廣子さんのnoteinstagramはこちらからどうぞ!

完成のイメージ(左側が揚げたバージョン、右側が焼いたバージョン)

材料 (3人分)
・生地
とうもろこし粉 200g
水 220g(GABANのの場合) 180g(TOMIZの場合)

・具
牛ひき肉 150g (合い挽き、豚、鶏ひき肉でもOKです)
玉ねぎ 半分
パプリカ 半分 (何色でもOKです)
セロリ 半分
トマト 1個 
白米 50g
ニンニク 1 片
塩 適量
卵 1個
パプリカ粉 小さじ1(なくてもOKです)
バジルの葉3〜4枚(好みに応じて増減してください)
油 5g

・揚げる場合
オリーブオイルまたはサラダ油 鍋に3センチ程度の油が入るくらいの量
・オーブンで焼く場合
卵 1個(艶出し用)

作り方
生地
1. とうもろこし粉と水をボウルに入れ15分ほど混ぜ、パプリカ粉があれば小さじ1ほど入れてよく混ぜる
とうもろこし粉のメーカーによって、水分吸収率が違うため、水は少しずつ加えます。
完成の目安は耳たぶの硬さです。ポテトサラダのポテトを潰した状態という感覚とも言えます。ポロポロした感じで、大丈夫かなと思いますが、問題ないです。


1. ゆで卵を作る(沸騰にした鍋に11分入れて冷ます)
2.玉ねぎ、パプリカ、セロリ、トマト、ニンニクをみじん切りにする
3. 熱したフライパンに油を引き、ニンニクを炒め、香りが出たらひき肉を炒める
4. ひき肉の色が変わったら白米とその他の野菜をフライパンに入れ、塩を適量入れ、炒める。炒め終わったらバジルの葉っぱをみじん切りにして加えて、軽く混ぜる。その後、フォークなどで潰したゆで卵もフライパンのなかにいれて、混ぜます。白米の火の通りを確認し、アルデンテの食感になったら具は完成です。

生地と具が準備できたら、生地の形を作る

1. 30cm四方に切ったラップを台の上に広げる
2. ラップの上に厚さ5mm 直径15cm〜16cmの円に生地を広げる
3. 円の中心から片側にのりしろ1cmほど残して具を置く
4. 具を乗せていない側のラップを持ち反対側の具を包むように被せる
5. 円の縁と縁が届いたら、手の小指側 を使って圧着する感じで包みます。

焼く場合
生地をクッキングシートの上に乗せ、溶き卵を艶出しに塗る
180度で10分表側、裏返しして溶き卵を塗り10分焼く。オーブンの上の段に入れる

揚げる場合
油を3cm〜4cmほどの深さになるまで鍋に入れ、揚げる
全体で5分程度鍋に入れる

食べ方
ケチャップ、ソース、タバスコ、マヨネーズ、サルサソース、レモン、ライムなどお好みに応じてつけて食べるのがおすすめです。

揚げと焼きで食感が変わります。やはりあげると油分を生地が吸収しますので、しっとりした食感になります。焼く場合は、少し固めの生地になります。

こちらのレシピは2020年6月21日に、コロンビアの中庭さんと繋げてこのようなイベントを行いました。

参加者の方それぞれのエンパナーダ

現地の味を皆さんと再現できました。ご参加いただいた方々の手際のよさにいつも感心するのですが、心遣いもすばらしく感謝いたします。
イベントはやはり皆さんと一緒に作り上げているなと思いました。ありがとうございます。また中庭さんがご帰国されたら今度はリアルでイベントしたいですね!



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